PANSPO: 瀋陽に行ってきたよ

2005年08月07日

瀋陽に行ってきたよ

先週末、パンダちゃんが来るのが待ちきれなかったかえる君は、瀋陽に行ってみることにしました。
（つまり、ビール祭りより前のネタってことです、スイマセン）

土曜日の朝、かえる君は電車で大連駅を出発しました。

かえる君、電車に乗れるので今日もウキウキです。
出発はいつも駅

今回の電車はこれです。今回は軟座というソフトシートの座席に座りました。
今回の電車です

瀋陽駅までは4時間くらいです。

瀋陽駅には10分くらい遅れで到着しました。鉄道はバスや飛行機に比べて一番時間が正確な乗り物なのでかなり重宝します。
瀋陽に着きました瀋陽駅カッコイイ
瀋陽駅に到着しました。何か歓迎されています。
瀋陽駅の外観はレンガ造りの駅舎でかなりカッコいいです。
レンガ造りの駅舎は日本統治時代につくられたもので、日本の東京駅、韓国のソウル駅と並ぶレンガ造りの駅舎だそうです。今は瀋陽北駅がメインの駅ですが、こちらの方がなんだか旅行気分を盛り上げます。

今回の宿は遼寧賓館です。このホテルは満州時代につくられた「ヤマトホテル」がもとにになっているオールドホテルで、一番古くからの姿をとどめていると言われています。

なかなか雰囲気のあるホテルで、内装などもかなりの重厚感があります。
（設備もかなりオールドな感じではありますが・・・）

ホテルにチェックインしたあと、この旅のメインである「瀋陽蒸気汽車博物館」に向かいました。しかしながら、それらしき辺りにたどり着いても見当たりません。タクシーの運転手さんにその辺で工事をしているおじさんに聞いてもらったら、別の場所に移転したとのことで、新しい場所はまだ開業していないとのことでした。博物館の残骸といわれた瓦礫の山を前に呆然としたかえる君でした。（写真も撮れませんでした）
　
　
仕方がないので、街に戻り、帰りのバスの切符を手配しました。
その後、遅い昼食をとりに行きました。
今日のお昼は餃子です。
餃子ウマー
1829年創業の「老辺餃子館」です。
1種類あたり6個から頼むことができます。蒸餃子と水餃子併せて24個も食べてしまいました。かなりウマーです。

その後、「張氏帥府」に行きました。
奉天系軍閥の「張作霖」と「張学良」のおうちだった所です。

外見は洋風ですが、中は中洋折衷の豪華なつくりで、張作霖の執務室などがあります。
この博物館のガイドのお姉さんたちがみんな美人だったことはパンダちゃんには内緒です。

今夜は昼に餃子を食べすぎたせいで、夕食を食べることができませんでした。

次の日、朝ごはんはホテルで食べました。
食事のレベルは、ノーコメントですが、ホールは抜群です。

歴史を感じさせるホールに、パンダ弟も大満足です。

朝食を食べた後は、瀋陽故宮にいきました。瀋陽故宮は、中国に2つ現存する宮殿跡の一つで、もう一つは北京の故宮博物院になります。
皇帝が座りました
隣の写真は、皇帝の座った玉座です。

10：00から再現ショーが始まりました。毎日1回なので、ちょうど見れてよかったです。
皇帝が出てきました青組の服と旗
皇帝役の人やお姫様役やいろんな人が次々に登場します。30分くらい見ていたのですが、周りに観客が多すぎて、暑苦しくなってきたので移動してしまいました。隣の青い服の写真は、当時の軍隊の青組のひとが来ていた戦闘服です。

この後、有名な五愛市場という服の卸売り市場に行きました。なかはスゴイ人ごみで、小さいお店が密集しているのですれ違うのがやっとです。

売っているのは、アディダス風のTシャツやナイキ的な服をはじめとしたブランド物的な服や、中国ブランドの服です。地元の人もかなり熱心に服を選んでいました。

今日のお昼が瀋陽最後の食事になります。そこで、昨日はギョーザを食べたので、今日はシューマイにすることにしました。行ったのは「馬焼麦」というお店で、ここも100年以上の歴史を誇る名店で、地元の人がたくさん食事をしていました。
読めないけど馬焼麦焼麦うまー
シューマイはもともと中央アジアのイスラム系民族の食べ物だったらしく、お店の名前の看板は読めませんでした。ここは4個ずつ頼めたので、4種類・16個も食べてしまいました。海鮮や羊肉など、具の種類もたくさんあって、どれもジューシーでおいしかったです。