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2005年01月24日

マイクロソフトカップ1回戦

家を出るのが遅れたおかげで、秩父宮に着いたらすでにすごい人ごみ。チケットばら撒きか?神戸人気か?
何はともあれ、ラグビー場に人があふれてるのは嬉しいものです。

サンゴリアステントに行くと、元吉さんが嬉しそうに(?)ニットキャップを取って坊主頭を見せてくれました。元吉さん曰く「俺らの気合」だそうです。
今日負けたら終わりなんですよね…

それはそうと、なんとありえないことにデジカメを忘れてしまいました。これでシーズン終了かもしれない、というのに。
今日の光景は、SDカードではなく網膜に焼き付けて帰ろう。

■第1試合 NECグリーンロケッツ 16-51 神戸製鋼コベルコスティーラーズ(秩父宮ラグビー場)
この試合は、リーグ戦ではNECに軍配が上がってるというだけでなく、さまざまな”ジンクス”から神戸不利と思っていました。
まず、「神戸は関東地区で勝てない」→これは、私の記憶が確かなら、01-02シーズン日本選手権決勝、秩父宮でサントリーに負けて以来、秩父宮・国立・三ツ沢…で連敗中。
そもそも、「NECはトーナメントに強い」→02-03シーズンは東日本リーグ7位から日本選手権優勝、昨シーズンはトップリーグ6位からMS杯優勝、というように一発勝負に強い。
個人的な話だけど、某友人が神戸戦を生観戦すると神戸が負ける→彼は迷った挙句に秩父宮参戦。
…という話だけでなくても、今季の成績を考えればNECかなぁ、という感じでした。

試合開始。今日のNECはなぜかボールが手につかない、という感じ。簡単なパスのノッコンなどハンドリングミスが多い。今日のNECは、トーナメントということで地道にPG3点狙い。
それにしても、SOヤコの不在は、やはり大きかったと思う。今日の岡野が云々ということではないけど。

しかし、序盤は神戸もまだエンジンがかかっていないのか、チャンスを生かせない。
相手ミスを誘い粘りに粘って徐々に神戸ペースになってきた前半終了直前、元木のトライはNECの集中力が切れたところだった。
後半は、これでもか!というくらいトライを重ね、終わってみれば神戸の快勝。
WTBと思えない大柄な体格なのにスピードもあって、相手DFをなぎ倒してトライしてた14ホラはすごいね、ホント。No.8クリブもすごかったし。
けど、両外人だけでなく、日本人も若手・ベテランがそれぞれの意地を見せた結果が勝利なのだろう。
おめでとう!

■第2試合 東芝府中ブレイブルーパス 33-13 サントリーサンゴリアス
つい2週間前と同じ組み合わせ。抽選の結果とはいえ、もうちょっとファンのことを考えてもいいんじゃない?と思ってしまいます。
ま、サンゴリアスにしてみれば、トヨタ以外はどこと当たってもリベンジですけど。

しかし、今日は2週間前と違って、開始早々簡単に抜かれたり、ミス連発したり、ということはありませんでした。前半39分までは。
そこまでなんとかリードしていたのに、アッという間にトライを取られ、リスタート後もほとんど時間がないということで集中力が切れたのでしょう、簡単にインターセプトされてそのままトライを献上。この時間帯の戦いぶりが今季のサンゴリアスを象徴している気がします。
後半は見る影もなく完封で、終わってみればやっぱり2週間前と同じだった。最後のプレーが大悟のゴール前ノッコンというのも…!

素人考えだけど、今のサンゴリアスとルーパスでは明らかな実力差があるという見方もできるけど、前半の集中力、粘り強さがあれば、あれだけの戦いができる、ということもまた事実。
ラグビーは精神的な面がとくにプレーに出るスポーツ。「絶対にやってやるんだ!俺たちにもできるんだ!」という気持ちがとっても大事なんだと本当に思う。
だからこそ、今季のサンゴリアスは見ていて歯がゆかったし、不完全燃焼という気持ちがする。
終わってしまったものは仕方ないけど、ちょっと長くなってしまったシーズンオフ、ゆっくり休んで来季の奮起を期待します。

試合の勝敗とは関係ないけど、No.8若松大志のトライ…あれは明らかにトライラインに達していなかった。
こういうことになるから、せっかくのオーロラビジョンを有効に使って、ビデオ判定を導入して欲しいです。

投稿者 あっこ : 2005年01月24日 21:52 | [ カテゴリ : ラグビー ]

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