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2005年12月04日

温泉に行ってきたよ!

皆さん、お久しぶりです。かえる君&しん です。
中国生活レポを更新してなかったのは、決してサボっていたとか、パンダちゃんに言えない様なことをしていたわけではなくて、単純に仕事が忙しかったり、出張続きで週末に出かける余裕が無かったりといった理由で、特にイベントも無く過ごしていたからです。

やっと、何も無い土日がやってきたので、週末小旅行に行ってみることにしました。
行き先は、「鞍山」というところにある「湯崗子温泉」です。ラストエンペラー溥儀も入浴したという由緒ある温泉です。

今回は往復ともバスに乗ることにしました。
バスで出発です

3時間半ほどで、鞍山の駅前に到着しました。
鞍山駅です
中国の鉄道の駅は、なかなかカッコいい駅が多いです。

温泉に行く前に、鞍山名物の「玉仏園」に行ってみることにしました。
1960年くらいに鞍山の近くで取れた、巨大な玉石(宝石)、その名も「玉石王」を彫ってつくられた巨大な仏像で、観る者を圧倒するとのことで、これは是非行かなければと思い、バスに乗っていって見ました。

宝石売り場でした
「玉仏園だよー」と言われ、バスを降りてみると、立派な門が立っていました。
「おー、すごい」と思っていってみると、これは便乗してつくられた、玉石屋さん(いわゆるお土産屋街)で、本当の玉仏園はその奥にありました。

玉仏園です
今度こそ、本当の玉仏園です。50元の入場料は正直高いかな?という気もしたんですが、ここまで来て見ないわけにも行かないので、早速入ってみることにしました。

玉仏
正直、ビックリしました。
その大きさに、かえる君もただただ、唖然としてしまいます。
そのビックリ度合いで、50元の価値はあると思います。
しかも裏には「観音様」まで彫られていて、2度楽しめます。
団体のツアー客も来ていたんですが、まじめにお祈りをしている人も結構いました。
ついでのように来てしまった玉仏園ですが、かなり堪能することができました。

線香デカっ 巨大線香高いです
外に出てみると、日本のお寺でもよく見る線香がたくさん立っていました。
日本で見るのと違うのは、明らかに太い線香があることです。
太いものは直径15センチほどもあり、価格もナント一本6千円近くもしていました。

轢かれてるわけではないです
一旦駅に戻って、バスターミナルから温泉へ向かいます。
かえる君が車に轢かれているようにも見えますが、そんなことはありません。

湯崗子温泉 竜宮温泉
40分ほどバスに揺られて、湯崗子温泉に到着しました。
右の写真は、竜宮温泉といって、ラストエンペラー溥儀とその奥さんが入った浴場があるホテルなのですが、週末に予約しないで行ったせいか、あいている部屋はありませんでした。仕方が無いので、もう一つの韓国系のホテルに泊まったのですが、日本人の客が珍しいみたいで、「日本人だ、日本人だ」みたいな感じで、みんなに言われてしまいました。

ホテルの中にも、湯船があって、マッサージなども一通り楽しめたのですが、実はこの温泉の名物は、「全泥宮」という泥温泉で、イメージとしては、指宿の砂かけ温泉がピッタリきます。夕方、行ってみたのですが、「もう泥をかけるおじさんが帰ってしまったので、また明日の朝来なさい」と言われてしまいました。

晩御飯
仕方が無いので、石焼ピビンパ、水餃子にご当地ビール「千山湖」という晩御飯を食べて、のんびりテレビを見たりしていました。「千山湖」は青島ビールの系列で、すっきりしていてなかなか美味しかったです。

金魚
次の日、朝ごはんを食べてから、ホテルの周りを散歩してみました。
ホテルの前の池で、子供が集まっているので、行ってみると、すごい数の金魚がいて、子供がポップコーンらしきお菓子を金魚にあげてました。もうちょっと小さめのお菓子を上げるか、細かくしてからあげればいいのにと思うくらい、金魚はなかなかポップコーンを食べずらそうにしていました。

全泥宮
念願の、「全泥宮」です。看板には「亜州第一泥」(アジア第一の泥)とあります。

さすがに、入浴施設なので、内部の写真はありませんが、湯船がいくつか(朝早かったからか、1個しかお湯ははっていませんでした)あり、その周りに、泥が入った浴槽のようなものがあって、先客が既に体に泥をかけて寝転がっています。水着着用混浴と言うことで、女の人も一緒に泥をかぶって気持ちよさそうにしています。僕も早速、寝転がって、泥をかけてもらいました。泥をかけるおじさんを見ていると、確かに重労働で、昨日「おじさんが帰ったからモウ終わり」言われたのが妙に納得できました。

15分ほど入ると、汗がだらだら流れてきて、温泉の人から「もう上がったほうがいいよ」と言われて、上がることにしました。1回100元でしたが、なかなか、面白い体験でした。

鞍山市政府 バナナ揚げ
目的も、達成されたので、鞍山の街に戻って街をぶらぶらして、帰りのバスまで時間をつぶすことにしました。街は、普通の地方都市といった感じで、とり立てて珍しいものも無かったのですが、満州時代に立てられた市役所(現市政府)が残っていて、不思議な感じの建物でした。あと、道に出ている屋台で「鞍山特色 バナナ揚げ」というものがあったので、食べてみることにしました。むいたバナナにココナッツミルクで衣を着けて揚げた物で、「バナナミルク好き」のかえる君にはかなりウマーなおやつでした。

夕方、バスで大連に戻って来ました。


これでレポは終わり。
これから、寒くなっていくので、さらにレポのスピードが落ちると思います。
すいません。

投稿者 しん : 2005年12月04日 23:08 | [ カテゴリ : 中国 ]

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コメント

小旅行がままならなかった理由のひとつは、我等の不徳のいたすところもあり、心苦しく思っておりましたが、無事に旅を終えられて何よりです。

投稿者 マカデミアン夏夫 : 2005年12月05日 10:30

>マカデミアン夏夫様
いえいえ、とんでもないです。T市訪問の際にはいつも晩飯とかご一緒して頂いてるんで。

年内は多分行くこと無いと思いますが、行った際にまたよろしくお願いします。

投稿者 かえる(大連) : 2005年12月05日 16:05

"年内は多分行くこと無いと思いますが"・・・、それはどうかな?

投稿者 マカデミアン夏夫 : 2005年12月06日 12:55