PANSPO: 九寨溝と黄龍に行ってきたよ・成都編

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2006年05月08日

九寨溝と黄龍に行ってきたよ・成都編

中国でも５月１日から１週間は黄金周で長期休暇になります！
ということで、ユネスコの世界自然遺産にもなっている絶景を見に行ってきました。

朝６時に大連空港集合！早っ…。昨日の昼に帰ってきたばかりなのに、やけに元気なパンダちゃん。
これから出発でーす

九寨溝・黄龍観光の基点となる成都へ向けて出発！
大連～成都は、成田より遠くて３時間もかかるんです。

今回乗ったのは、中国南方航空。
ゴールデンウィークに合わせて「美食節」だったらしく、機内食は特別メニューっぽい箱に入ってましたが、メニューはといえば、パン、ピリ辛メカブ、バナナ、アップルパイ、さきイカ、というなんとも微妙な組み合わせでした。
単品ではまあまあなんだけどなぁ

微妙な機内食と格闘しているうちに、成都に到着。

成都と言えば、パンダ。

空港で出迎えてくれたのは時計塔の上でぐるぐる回るパンダの像（という表現で正しいのか？）でした。
お尻にずっぽり刺さった軸心が気になります。
成都空港に着きました手に持ってるモノも気になるんだけど…

ホテルへ向かいチェックインを済ませると、お昼ご飯を食べに出かけました。
成都はすでに３０度を超え、街行くお姉さんもキャミソール＋ホットパンツというようないでたちです。
立っているだけで、じっとり汗ばむほど。

そんな灼熱の成都で生まれたのが麻婆豆腐。

と、いうわけで、麻婆豆腐発祥の店、陳麻婆豆腐店へ行きました！！
その麻婆豆腐は、「どんなに辛いだろう？」と不安半分、怖いもの見たさ半分でしたが、食べてみると確かに辛いけど、どこか爽やかさのある（吹き出る汗で一時的に涼を感じる）、なかなかの逸品でした。ま、それも成都だからそう感じるだけかもしれませんが。
とかエラそうに言うパンダちゃんも、辛くて辛くて少ししか食べられませんでした。
陳麻婆豆腐店いただきま～す

昼食の後は、観光へレッツゴー！

成都といえば、三国志！

成都は、蜀の都があったところで、三国志マニアの憧れの地の一つ。
というパンダちゃんは、実は生まれてこの方、小説・マンガ含めまともに三国志を読んだことがありません（ノ∀｀）
今回の旅行のために一生懸命読み始めたんですが、まだ戦国時代で劉備は諸国をうろうろしてるし、諸葛孔明も登場してないし、という状況なので、基本的にかえる君の受け売りです、ハイ。
武侯祠

まずは三義廟。真ん中にいるのが、劉備玄徳。

向かって右手に関羽、左手に張飛。もう、かえる君テンションあがりまくりです。

そして少しはなれたところに、諸葛孔明！かえる君、諸葛の羽の扇子が欲しくてたまりません。

その周りには、これまたさまざまな武将のちょっと小さめの像がたくさんありました。
順番に見ていくと、一つの像の前でハッと立ち止まったかえる君！
「あぁ！馬良って『泣いて馬謖（ばしょく）を切る』の馬謖のお兄さんだよね！！」
と、感慨深げに案内板を指し示しました。
ふと見ると、馬良の案内板のかえる君が指差したところは、みんなが触って削れていたのでした。
とっさにいかにも典型的な行動を取ってしまったことに、ちょっとうろたえるかえる君なのでした。
馬謖のお兄さんだ！馬良の立場っていったい…。

三義廟の他にも、三国志ゆかりの石碑やら、三国志ゆかりのグッズを売ってる売店やら、一見三国志っぽいけど実は全然関係ない石の置物の展示（という名の売店）やらを見て回ったところで、歩きつかれたので武侯祠内の茶館で休憩タイム。
周りの中国人はみんな、お茶を飲みながらマージャンやトランプに興じたり、昼寝したりしています。こうしていると、時間の経つのを忘れてしまいますね。中国四千年の歴史のうち、三千九百年くらいはこんな感じで過ぎてしまったのではないでしょうか？
茶館でマッタリ