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2006年05月11日
九寨溝と黄龍に行ってきたよ・黄龍編
今日は、黄龍へ行きます。地図で見ると九寨溝からそんなに離れてないように見えるし、通常の九寨溝ツアーは必ずといっていいほど黄龍観光がセットになっています。
それで、朝からゆっくり見れるのかと期待していました。
バスが出発して、小一時間。もう着いたのか!と思って行ってみると、なんと宝石博物館でした。
でかっ
よく見るとどれも値段がついていたのでした。なぜか地球儀もあるし、もうなんでもありみたいです。
次の部屋に移ると、すぐそこは商談場でした。
私たちは買う気もなく冷やかしで見ていたのですが、中国人はかなり真剣に見入っていました。実際、バスはこの宝石屋さんに1時間半以上は止まっていて、いつ出発するのかなぁと思って待っていたら、同じツアーに参加した中国人たちは手に手にいっぱい買い込んで戻ってきました。
そんなこんなでやっと出発したと思ったら、またすぐにストップ。
今度は、牛の角の加工品屋さん、牛肉や羊肉の乾物屋さん、漢方屋さん…と、いつになったら黄龍に着くのか、それとももう行くの止めたんだろうか、と心配になってしまいました。
とうとう昼食の時間になってしまいました(ここもマズかった!!)。その後、行きに通った道から横にそれてやっと黄龍へ向かいます。
この辺りから、標高が3千メートルをゆうに超えるようになり、高山病で頭がガンガンするようになってきました。バスで超えた峠の最高地点は、(看板が正しければ)4,007メートル!!
みんながバスの窓から雪山の写真を撮りまくってると、記念撮影のために一時停車してくれました。
しかしそこもちゃんとツアールートの1つらしく、雪山をバックに馬に乗って記念撮影する商売の人がいました(笑)
やっと黄龍についたのは、すでに14時半すぎ。
5時半まで自由行動とのことですが、黄龍の一番上まで行って帰ってくるのに、通常4〜5時間かかるらしい。
行けないやんけ!!
ここでちょっと黄龍について説明すると、玉翠峯という山の山麓にある湖沼群で、カルシウムを多く含んだ土地が傾斜に沿って棚田のように連なり、そこに水が溜まっています。この棚田上の湖沼に陽光を反射して黄色に輝く姿があたかも龍のウロコのようなので、この名前がついたのだそうです。
しかし今の時期は乾期なのか、雪解け水がまだ降りてきてないのか、涸れていると言われましたが、せっかく来たからには高山病にもめげず、上を目指します。
ちょっと登っるだけで、動悸が激しくなり頭がガンガンしてきます。酸素ボンベを手に登っている人も多く、また途中酸素を補給できる小屋もありました。私も酸素ボンベを買いたかったのですが、エリア内では売ってなかったようで(?)、小屋の酸素待ちの人数もいっぱいいたので、ちょっと迷いましたが我慢することにしました。今考えると、何もなくてよかったですが、本当に危険ですね…。
やはり水は全然なくて涸れていましたが、ところどころ満々と湛えているところもあって、それが不思議でした。
山腹にお寺がありました。ひととおりマニ車を回しておきました。
ここまで来たら、もう一息!!
さらに30分ほど登ったところに、またお寺がありました。
ここまで来ると、雪山もスグそこに迫ってきます。
そのすぐ脇に鍾乳洞があったので入ってみました。中は、奥行きはそれほどなかったけど(観光客が行けないだけ?)空間はびっくりするほど広かったです。そして、今まさに作られていくつらら石や氷筍が間近で見れました。
お寺のすぐ上が五彩池。ここまで来たら、ちゃんと水がありました!感激(≧∀≦)!!
その後は、バスの集合時間に遅れないためにほぼ休憩なしで下山。はー、かなり高山病がきつかった。でも、本当に頑張って行ってよかったです。
そのままバスで、また5時間くらいかけて成都への途中まで戻って、今日の宿でした。
なかなか到着しなくて、22時も過ぎてやっと着いた着いたのは、行きにサイテーサイアクにマズい昼食を食べたホテルでした。
とほほ
このシリーズ、まだ、続きます。
投稿者 あっこ : 2006年05月11日 23:50 | [ カテゴリ : 中国 ]
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コメント
今、TVで「中国でも滅多に行けない秘境・ベスト3」に九寨溝と黄龍の両方が入ってた。
今から検索増えるかもよw
投稿者 は : 2006年05月23日 20:44
結論からいうと、たいして増えなかったよ
しかし「黄龍 かえるくん」という検索フレーズはどうも解せない
投稿者 パ : 2006年05月29日 11:29