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2006年05月12日

九寨溝と黄龍に行ってきたよ・都江堰とパンダ編

今日はもう成都に帰る日です。成都に帰る前に、都江堰という世界遺産に寄ることになっています。
行きの11時間の行程の半分くらいの九頂山というところまで来ているので、今日はまだ気が楽ですね。
しかしながら、というか、はたして、というべきか、昨日と同様、1時間おきにトイレ兼お土産屋さん、それにバスの洗車などといって止まるので、なかなか着きません。
余談ですが、こういう道端にあるトイレはだいたい有料で5角(1元の半分)。しかし、有料のトイレほど汚いのはなぜでしょう。

やっと都江堰市に着いたのは、昼時をすぎて13時ごろでした。ここでもまたマズいご飯が出ます。
その後、世界遺産の水利施設を見に行く人と行かない人に分かれてバスに乗りました。都江堰観光はツアーに含まれていると思っていたんだけど、入場料とガイド料でなぜか100元追加で払わされました。
ここで不思議だったのは、同じバスで行った中でも都江堰に行く人と行かない人がいたのですが、他の全然別のバスツアーと人数を調整してバスを乗り換えて、なぜか都江堰に行く私たちのバスはきっちり全席埋まっていたことです!!直接成都に向かうバスもちょうど1台埋まったんでしょうか!?

ここで都江堰についてちょっと説明すると、紀元前3世紀ごろに作られた水利施設です。揚子江の水が氾濫したり水量が減ったりしても成都市内に供給される水の量が一定になるように治水のために作られたものです。多分、かなり原始的な原理でできているのだと思いますが、こういうアイディアを紀元前3世紀に作り、それがまだ使われているというのは驚きです。なのでここは自然遺産じゃなくて、文化遺産として登録されています。
都江堰

左写真の左手にちょっと写ってるのが、人工の中洲。ここで成都市内へ引く水が支流(中江)に分かれます。
中江を流れてきた水が右写真の堰を通って市内に流れ込むようになっていて、ここでまた水量調整をしています。
ここで外江と中江に別れる 中江から市内へ流れ込むところ

・・・と、エラそーに書いてますが、ガイドの説明(四川訛りの中国語)を聞き取って理解するのにえらい時間かかりました(汗)
それはともかく、都江堰は結構広くて、中には資料館や、この都江堰を建設した人を祀る廟などもありました。
この廟の右上の看板に書いてあるのは、「上善若水」。似たような名前の日本酒がありましたね(´∀` )
二王廟

都江堰で2時間ほど観光して、やっと成都へ帰りました。
成都に帰ってきたら、なんか妙にホッとしてしまった。

翌日は、朝早く起きて、パンダの飼育・繁殖・研究などを行っている、その名もパンダ基地へ!!
実はこの旅行の裏目玉だったり(笑)
パンダはあまり活動的な動物ではなく、朝早く行かないと動いてるパンダに会えない、とガイドブックにもありました。実際、天津や大連のパンダを見に行った経験上、確かにあまり活発な動物ではなさそうでした。
パンダ基地!!

早速、パンダがいました!!
おーいパンダちゃーん、こっちこっち
パンダちゃーん

あっ目が合った(≧∀≦)きゃは
目が合った!

パンダ3匹。えへ
パンダ3匹 こっちも3匹

仲良く笹を食べてます。
むしゃむしゃ むしゃむしゃ

もう眠いの?目をこすってるパンダ
(ノ∀`)アチャー

二日酔いで吐いてるパンダと、その背中をさすって看病するパンダ(笑)
おい、だいじょうぶかい

ところで、ここパンダ基地は子パンダと一緒に写真が撮れるというのが1つの売りにもなっています。
今日は2歳半か生後8ヶ月の子と一緒に写真が撮れるというので、8ヶ月の赤ちゃんパンダと写真を撮ることにしチケットを買いました。
よーし撮るぞーと楽しみに待っていたのですが、
「赤ちゃんパンダは今遊んでるから、ちょっと待ってて」
とのこと。相手が生き物なだけに、こればかりは仕方ありません。
その赤ちゃんパンダの様子を見に行きました。

まずは腹ごしらえ
むしゃむしゃ
お腹がいっぱいになったらおもちゃで遊んで
ごろんごろん
お水を飲んでひと息
はー、お水お水

その間待つこと、1時間半(´ー`;)
しかも、私たちの他にも写真を撮りたい観光客は増える一方。
赤ちゃんパンダは、そんなオトナの事情も知らず、元気に遊びまわっていました。かわいいから許しちゃう〜

そして、やっとご対面!
赤ちゃんといえど、ジャンボふろん太くんくらいの大きさです。それにしてもかわいいーーー
しかし1時間半待って、写真を撮る間はわずか30秒足らず(´ー`;)
ま、仕方ありません。ちょっと、というかかなーり高額でしたが、大満足だったので、OKです。
ぬいぐるみみたい

その後、まだ時間があったので、杜甫草堂に行きました。
杜甫草堂

”詩聖”と呼ばれる唐の詩人・杜甫が、戦乱を避けて長安から成都に移り、ここに草堂を建てて住んでいたのだそうです。
しかし、草堂というくらいなので、当時の建物はもちろん残っていませんが、杜甫の銅像や作品の紹介などがあります。
料金所の人みたい? 貧乏だったらしいけど、この銅像は痩せすぎでは?

史跡としてというよりも、庭に木陰や水辺がたくさんあって気持ちよかったので、思わずベンチでのんびり昼寝してしまった。
なんか中国って感じ

かなり慌しい旅行でしたが、充実した連休になりました!

帰ってきてからちょっとお腹の調子悪くてピーって感じで、まだ治ってないんですけど…(ヤバ汗)

投稿者 あっこ : 2006年05月12日 23:38 | [ カテゴリ : 中国 ]

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コメント

パンダやばい…可愛すぎる。シンガポール行った時に「ヘビ巻いて写真撮りませんか?」と言われ、丁重にお断りする前に寒気がすごくてすぐその場を立ち去った(笑)。
パンダだっこできていいなぁ♪

つ「♪ライオンハート」…良すぎる。

投稿者 26。 : 2006年05月16日 17:14

かわいーでしょ〜
我ながら何度もパンダ写真見返してしまうよ
確かにヘビはお断りだね(´д`;)

 ・ ・ ・ てか、一応メインは九寨溝と黄龍なのに、誰もそっちにはツッコミがないorz

投稿者 パ : 2006年05月16日 23:29

水飲んでる子パンダタン(・∀・)カワイイ!!

九寨溝? 黄龍?
それってくえるの?

投稿者 は : 2006年05月17日 09:56

パンダも食えないでしょ!!!

投稿者 パ : 2006年05月17日 10:17

コアラは食べれるのにねぇ・・・

つ【コアラのマーチ

投稿者 26。 : 2006年05月17日 15:12