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2006年06月08日

週末北京旅行・鉄道博物館編

翌日は、朝早く起きられなかったので遠出できず、近場の鉄道博物館へ。
これは、パンダちゃんの選択ではない!!!かえるくんのセンスです。

鉄道博物館は、国鉄(っていう表現であってるのか?)の敷地内にあり、見るからに昔は車庫か何かとして使っていたっぽいだだっぴろい建物の中に、ひたすら車両がたくさんおいてありました。
入って最初に目に付くところにあるのは、毛沢東号。なんと!毛沢東号は日本製でした。
毛沢東さんの顔がついてるよ うぉーなんと日本製

毛沢東号のお隣は、朱徳号。この方も中国共産党のエライ方です。
毛沢東さんと朱徳さん

他にも、黒いのやらオレンジ色のやらいろいろあったのですが、
その他 ドクターオレンジ(かどうかは知りません)
かえるくん的には、こーゆー緑色の車体が中国の鉄道って感じがするらしいです。なるほど。
典型的な中国の先頭車 byかえるくん

しかし先頭車にはあまり萌えない私は、こんなことをして遊んでました。
你好!

客車系に移動。
こちらは、製造年代も不明な古いもののようです。
車体の色も違います 説明も「不詳」ばかり

内部は軟臥(ソフトベッド)でした。かなり埃っぽいけど、レトロチックで素敵。
てゆーか、2コンパートメント毎に1つ洗面所がついている!今のよりサービスいいじゃん(現在は1車両の2箇所のみ)
昔の軟臥

こちらの客車は、周恩来の公務車だって!これくらいの年代になってくると、見た目が今現在現役の車両と似てきますね。
一見普通の一等寝台のようですが… 周恩来公務車

入ってすぐ、テーブルと椅子。ダイニングセットというよりは、ミーティングスペースでしょうか。
しかし車内で重要会議ってするのかな

隣は、寝室。なぜか1つの部屋に2つベッドがあるよ。写真撮り忘れたけど、寝室はさらにもう1つあった。
豪華ベッド。スプリングもばっちり

2つのベッドルームに挟まれて、お風呂&トイレ&洗面所。さすが周恩来専用公務車。
つーか、なぜにピンク…
そのトイレの上においてある紙は
「使用禁止」
誰も使わねーよ!いや、中国人ならやり(ry
それにしてもピンクって

周恩来公務車の隣はちょっと古いタイプの軟臥へと続いていました。今のとあんまり変わらないかな、多分。
やわらかーい

その隣は硬臥(ハードベッド)の車両。連結されているけど車両どうしは行き来できなくなっていて、一度外に出る。
ここでも軟臥は特別って感じかしら。今も、軟臥の車両は鍵がかかっててチケットを見せないと通り抜けできないのです。

で、これが硬臥。
…軟らかいとか硬いとかいう以前の問題なような気が。
ハルピンに行くときに乗った硬臥は、3段ベッドだけど一応コンパートメントだったよ。
ベッドがやわらかくても、イヤだ

さらにその隣は、硬座(ハードシート)。
これで10時間乗るのって、もう無理っす。これで長春まで行っちゃう大連実徳の球迷はすごいね。
あ、硬臥と硬座はちゃんと繋がってました。やっぱ軟臥が特別扱いなのか。
硬くて背もたれ直角の3-2の5列シート

続いて、食堂車。今のところ、現役の食堂車は未体験です。ちゃんと飲み物が倒れないようにホルダーがついてるよ。
食堂車

そして最後は再び先頭車両。
運転席にて、中国人の親子に混じって写真撮ってきましたです、ハイ。
ぽっぽー出発進行!

車両の展示はだいたい見終わったところで、かえるくんお待ちかねのグッズ売店へ。
800元とか1000元とかする車両模型にへばりつくかえるくんを説得し、20元くらいの絵はがきで妥協させようと思ったら、なんと売店担当が休暇で買えなかった。

チケットもぎりのおばちゃん「次来たとき買ってってー、ごめんねー」
かえるくん「次っていつだよー。いつ来れるかなー」
パンダちゃん「え、まだ来るつもりなの・・・」
がっくし

敗北感に打ちひしがれて(?)博物館を出てとぼとぼ歩いていると、プァーン!の音が。
何!?と見ると、中華の星みたいな、ていうかまさに日本の新幹線のぞみ系の車両がと横を通り過ぎました。
博物館の隣は、車両の試験場になっていたのでした。
こんな最新式の車両、中国っぽくないなー。カメラ仕舞っちゃってて写真がないのが残念です。

その後、後海というオシャレな湖畔のバー&レストランエリアで遅めの昼食にしました。
ガイドブックには”北京の若者達に一番受けている場所”とあるけど、ほとんど外国人観光客ばかりでしたが。
中華街風。てか、ここ中国だし せっかくの景色もお天気がイマイチなのが残念

しかし、観光客の心をくすぐる雰囲気のいいところではありました。スタバもこんな外観。
星巴克咖啡

大連てまーまー発展してるし住みやすいんだけど、こーゆー小洒落た雰囲気のとこってないんだよねー。
なんか北京って都会だー、とつくづく思った2日間でした。

投稿者 あっこ : 2006年06月08日 00:01 | [ カテゴリ : 中国 , 鉄道 ]

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コメント

はじめてきたよぉ〜〜〜。
ブログ知らなかった。。。

スケールの大きさが中国ってかんじ!!
行きたくなってきた・・。

またブログにも遊びにくるねっ!!

投稿者 みちこ : 2006年06月21日 21:40

みちこー。元気ィ?
ひっそりまったりしてるけど、たまに来てやってください。
ブログにも中国にも。

投稿者 あっこ : 2006年06月22日 21:25

北京の鉄道博物館、すばらしいところですね。自分も行ってみたくなりました。自分も昨年まで大連に駐在していました。その間は、実徳の試合は欠かさず観戦していました。実徳の試合が書かれているページを楽しく読ませて頂きました。今は日本に戻っているのでうらやまし限りです。撫順にまで応援に行ったのが、良い思い出です。8月にA3で国立に来るのを今から楽しみにしています。去年、新潟で会っていらいです。アディルソンが退団したようですが寂しい限りです。彼はナイスガイでした。今でも実徳の選手とは親交があるのですが、なにせつたない中国語なので会話が長く続かないのが最大の悩みです。中国語をもっとまじめに勉強しておけば良かったとこちらに帰ってきてから思いました。通訳さん任せだったものですから。
ではまた、すばらしいページ楽しみにしています。

投稿者 ホーリーくん : 2006年07月07日 22:01

大連に駐在されていた方ですか。先輩ですね!
今年は大連実徳が弱くて、全く残念ですねー。
監督もクビになってしまって、老ヤンとハンターが残ってくれてるのが、せめてもの希望です。
もう1人分、枠が空いてるはずなんですが…
A3の応援頑張ってください。

投稿者 しん : 2006年07月09日 22:33

足球杯では何とか頑張っているようですね。星海広場にある実徳ショップ、そちらに住んでいる頃はよく歩いていきました。海沿いに30分位歩いたと思います。付家庄のマンションに住んでいました。胡兆軍やハオ海東一家と食事をしたのが懐かしいです。今年の冬には大連に行こうと思っています。その時は大連実徳訓練基地にも顔を出そうと思っています。実徳の林総経理もいい人ですよ。ヤンロウやミンシェンも食べたいです。

投稿者 ホーリーくん : 2006年07月10日 20:45