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2006年10月22日

中超最終節 大連実徳−重慶力帆

■大連実徳 6-0 重慶力帆

長いようで実はあっという間だった中超も、もう最終節です。
今年の大連実徳は、主力選手の放出、ACLとA3の出場などがあって、2位以内に入れないことは確実でした。
（注：来年のACL出場権は、リーグ優勝チームと足協杯優勝チームに与えられる。リーグ優勝の山東魯能はすでに確定、足協杯の決勝に残っているのは山東と大連で、山東が足協杯で優勝したら、リーグ2位が出場権を得る）

しかし、おそらくそんな事情とは関係なく、雨と強風と川崎で言ったら真冬並みの寒さというひどい天候のせいだと思いますが、最終戦とは思えない客の入りでした。
パンダちゃんとかえる君は、もちろん最初から行くつもりでしたが、金曜日にかえる君の携帯にウルトラから出欠確認のメールが来たのでした。

今日は、なんか夜道で（かどうか分からないけど）クセ者に利き足を刺された13番の権磊の回復を祈って、13番の大きな幕と、みんな思い思いに黄色の布を身につけていました。（中国では黄色は救急を表す色らしい。かえる君談）

選手が入場してきました。いつも思うんですが、国歌斉唱のときは、さすがに一緒に歌うことはできないので、気まずい感じがします。

この試合の相手、重慶はダントツ最下位で降格が決まっているチームです。
ディフェンスが崩壊してて、たまにゴール前までボールを運んでもまともに枠にいくシュートを打てず、ボロボロでした。
前半は、ほとんど危ないシーンもなく、2点先制！

ハーフタイムの間に、みんなが身につけていた黄色の布を観客席の前の網につけていました。ちょっと綺麗でした。

後半はさらに大連の攻撃練習のような展開で、GKの陳東は多分ヒマだったことでしょう。

どんどん点が入るので、「３−０で勝つぞー」という歌の歌詞を途中で５−０に変えて歌っていたら、最終的には６−０でした。
もうみんな笑いが止まりません。
「重慶のバカ、○○（多分人の名前？聞き取れず）がいないから降格だ」とかいう即興の歌まで歌いだす始末でした。
大連も他人のこと言えるほど今年は強くなかったんですけど…。

試合が終わって、最終節だしなんか挨拶くらいあるのかな？とか思ってたら、いつものスタジアムDJが
「2006年の中国超級リーグはこれで終了です。また来年」
と言っただけで、あっけなく終わりました。こんなもんなん？
みんなは、ダンマク類は撤収したけど、黄色の布はそのままに体育場を後にしました。

試合の後、ウルトラのパーティがあるというので、みんなと一緒にバスで市内まで戻り、宴会が始まりました。
なんか1人づつコールリーダーから紹介されるんだけど、前に一緒に長春に行ったのがよっぽど印象深かったのか、「日本人だけどいつも応援に来る仲間だ」みたいな感じで紹介されました。実は今日って2ヶ月ぶりくらいなんだけど…。

宴会の主な話題は、やはり来月長沙で行われる足協杯の決勝に行くかどうか、です。
みんなどうやって行くのか聞いたら、コールリーダーが
「多分電車で5日くらいかかる」
と答えたので、さすがに他の人々も（　ﾟДﾟ）ﾎﾟｶｰﾝとなっていました。
（後で調べたら、電車でも一応2日くらいで着けるらしいですが）

宴もたけなわの頃、かえる君がコールリーダーに
「一年間みんなと一緒に応援して楽しかったのでその感謝を込めて、僕が応援してる日本のJリーグの川崎っていうチームのグッズを持ってきたから、全員分ないけどみんなで分けて」
と言って、今まで買った福缶および福袋に入っていた活用されていないグッズをあげたら、奪い合うように一瞬でなくなってしまいました。嬉々として2002年等々力満員大作戦のビブスチケットとかをその場ですぐ着てる人までいて、なんかよいことをした（？）気分になりました。

それではみなさん、また来月長沙で！！

投稿者 あっこ : 2006年10月22日 23:59 | [ カテゴリ : サッカー , 中国 ]

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コメント

投稿者 ホーリーくん : 2006年10月30日 22:04

投稿者 しん : 2006年11月06日 00:56