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2006年10月28日

瀋陽で演唱会と中超の試合を見てきたよ 演唱会編

突然ですが、かえる君は中国に来て以来、Cポップ(中国・香港・台湾の歌謡曲)のファンです。色々な歌手やアイドルのCDやVCDを買ってきては、中国語の勉強とうそぶいて、パンダちゃんに怒られています。
そんなかえる君が最初に好きになったのが、「S.H.E」という台湾の女性ボーカルグループでした。「SELINA」、「HEBE」、「ELLA」の3人組で、頭文字をとったのがグループ名という安易な名づけ方をされていますが、結構人気があります。中国移動という携帯キャリアの宣伝にも登場しています。
全て女性アイドルです

その、S.H.Eが瀋陽に来て演唱会(コンサート)を開催するとのことで、かえる君は早速チケットをゲットしてウッキウキになっていました。
じつはこのチケットは、携帯電話の通話料を払ったらただで誰でももらえるというものなのです(そういうチェックは抜け目ないかえる君です)

前のエントリと話が前後するのですが、10月14日、かえる君は出張先の天津から直接瀋陽へ向かいました。
パンダちゃんは電車で大連から移動です。
かえる君は飛行機でひとっ飛び パンダちゃんはひとり列車の旅

瀋陽北駅で喜びの再会!かえる君は水曜日から出張で天津に行ってたので、4日ぶりの再開でした。
感動の再会

感動の再会をしたところで、ちょうどお昼になったので、「老辺餃子館」に行きました。
瀋陽の老舗餃子屋で、初めて食べた蒸し餃子や焼き餃子にパンダちゃんも満足だったようです。
注文しすぎたと思ったのに、気がついたらぺろりと完食してしまいました。
老辺餃子館 焼き餃子

お昼を食べた後は、一度ホテルへ戻りました。
ホテルでちょっと休憩してから、会場の「五里河体育場」に向かいました。
このスタジアムは瀋陽金徳という中超のチームのホームスタジアムで、かえる君は1回来たことがあります。
五里河体育場

開場1時間くらい前に到着しました。
スタジアムの周りをぐるっと一周してみました。
座布団(座席が汚いので必須)や盛り上げグッズ(ライトや蛍光スティック等)を売る人、当然ながらダフ屋が大勢います。

「S.H.Eファンクラブ遼寧分会」という団体がおそろいのシャツで記念撮影などをしていました。
普段は、一体どんな活動をしているのでしょうか?
S.H.Eファンクラブ遼寧分会のみなさん

会場に入ると、ステージはもう準備ができていました。ちょっとチャチですが、お城のイメージのようです。
会場内に潜入!

スタジアムのグランド部分に料金の高い席があり、通常の客席部分が比較的安い席という席割りでした。
指定席の場所まで行ってみると、ステージ真横という、おそろしく見難い席でした。そのブロックではあまりにも見難かったので、警備の人がよそ見をしている間に、コッソリ横のブロックへ移ってしまいました。(一応指定席ですが、そのエリア内では早い者勝ちという不文律が出来上がっていました)
こんなに角度のない席でした

そうこうしているうちに、コンサート開始のアナウンスがあり、ステージ脇に設置されたオーロラビジョンに本人の姿が映し出されました。観客はいっせいに「わー」とか「きゃー」とか盛り上がっています。
おぉー、本人降臨です!かえる君アドレナリン出まくりです。
本人降臨〜 中央部が可変式になってます

MCで、S.H.Eが東北地方に来たのは今日が初めてだ、とか遼寧省は涼しいな〜とか言ってました(ただ座ってるだけの観客にとってはむしろ寒いくらいの気温でしたが)。
そんなこんなで、最初の方は出てきただけで観客は興奮してて、曲もわりとアップテンポでそこそこヒットしたコンサート向きな感じだったんですが、途中ちょっとだれてきました。

そしたら、ステージ脇から2台のリムジン登場!それに気づいて、そのリムジンだけで黄色い歓声が沸き起こります!!
ステージと関係なく盛り上がるリムジン登場

実は、S.H.Eの助っ人ということで、周杰倫(JAY・CHOU)と潘瑋柏という2人が来ているのです。
その後しばらくして、潘瑋柏がステージに登場。1曲歌ってすぐに袖に下がってしまいました。パンダちゃんは大ヒット曲の『不得不愛』が聞きたかったのにー、とむくれていたら、またしばらくして再登場!そして『不得不愛』のイントロがかかっただけで、会場中が割れんばかりの黄色い歓声をあげました(多分、みんな『不得不愛』を期待していたのです)。この曲は女性ヴォーカルとデュエット曲なので、どうするんだろうと思っていたら、HEBEが女性パートを歌っていましたが、あんまり上手じゃありませんでした。それでもパンダちゃんは大感激してました(行く前はあんな乗り気じゃなさそうなことを言っていたのに)。最後、潘瑋柏とHEBEが抱き合った(もちろん振り付けだと思いますが)ときには、一瞬大パニック状態でした。(興奮しすぎて『不得不愛』の写真撮り忘れ)

彼はその後もう一曲歌って、帰っていきました(すぐリムジンが1台いなくなった)
潘瑋柏

こうなったら周杰倫の登場を心待ちにしていたのですが、なかなか登場しません。それでちょっと中だるみな感じになってしまいました。
と、思ったら、スローテンポな曲のときにステージ中央の穴が開いて、下からピアノが登場!それを弾いていたのが周杰倫なのでした!再びパンダちゃん大興奮。会場も今までで一番の悲鳴があがっています。
S.H.Eの伴奏するJAY

続いて、ピアノを弾きながら最新曲の『千里之外』を(途中からは立ち上がって)歌いました。
ピアノを弾いてるとかっこよく見える、とはパンダちゃん談。 立ち上がって熱唱するJAY

盛り上がってきましたぁ!!!と思っていたら、『千里之外』を歌い終わってすぐ、
「じゃ」
みたいな感じでステージを降りてしまい、みんなが「えー」と思っていたら、追い討ちをかけるようにすぐリムジンに乗って帰ってしまいました。直後にみんな持っていた光る盛り上げグッズなどを投げ始め、かなりの観客が帰ってしまいました。一応メインのS.H.Eがステージで歌っているのに…。

そんな感じで、再び中だるみに突入。ここまで、S.H.E最大のヒット曲である『Super Star』をまだ歌ってなかったので、きっと最後のトリで歌うだろうと思って辛抱強く待っていたら、最後の曲はなんか中国移動のCMソングになってる曲でした。
そこでかなりの人が帰ってしまいましたが、『Super Star』をやらないはずはない、と思ってさらに辛抱強く待っていたら、アンコールで『Super Star』を歌いました。この曲はかえる君がCポップにハマったきっかけになった曲でもあり、待った甲斐がありました。
最後にSuper Starを熱唱

かえる君・パンダちゃん共に盛り上がって『Super Star』を熱唱し、楽しかった演唱会も終わってしまいました。
大連にも有名なスターが来ればいいのになー。

つづく

投稿者 しん : 2006年10月28日 23:24 | [ カテゴリ : 演唱会 , 中国 ]

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