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2007年06月20日

ひょうたん島(と錦州と興城)に行ってきたよ!(サッカー編)

■遼寧葫芦島 2-1 厦門藍獅

前のエントリでひょうたん島(葫芦島)に行った話しを書きましたが、ひょうたん島から錦州に移動してサッカーを見てきました。

今日観戦する試合は遼寧葫芦島vs厦門藍獅です。「葫芦島=ひょうたん島」だから、「遼寧ひょうたん島」というチーム名ですね。地名の連続で、「サガン鳥栖」みたいです。(ちょっと違うか)

実は、今回の旅行は大連実徳の試合がアウェイだということをホームページで見ていたので、旅行に行くことに決めたのですが、前日になってホームページを見ると、なんとホームゲームに変わっていました。

こうなったら何としても(大連の試合でなくとも)サッカーを観てやろうと思って、葫芦島の隣の(と言っても100kmくらい離れているのですが)錦州まで足を伸ばしました。錦州は地球の歩き方にも全く載っていない(地図上に名前があるだけ)都市なのですが、スタジアムが街中にあるということと、この日は遼寧葫芦島と厦門藍獅の試合があるという情報だけは仕入れて行きました。

まずは、錦州にバスが着いたら、タクシーに乗り込んで「スタジアム」と一言。
バスの運転手はおばちゃんで「サッカー観るの?」と聞いてきました。
「そうだよ。遠いの?」と聞くと「わたしゃサッカーは良く分からん。それにしてもアンタみたいな発音は初めて聞いた。どっか南から来たのか?」とこちらの質問は無視されて逆に質問されてしまいました。
「日本からだよ」と答えているうちに、タクシーはスタジアムに到着しました。

錦州スタジアムに到着
錦州体育場です。大連市内の人民体育場に良く似ています。
実はスタジアムに到着したのは前半終了ごろだったので、取り急ぎ、ダフ屋からチケットを買って、中に入りました。

おとなしくメイン側にしました
スタジアムの中に入ると、前半終了して1-0でリード(心情的に自分の住んでいる遼寧省のチームを応援することにします)しています。入ったのはメイン側だったので、結構おとなしめな感じでした。

すぐに後半開始
スタジアムに入ってからすぐに後半が始まりました。遼寧隊のGKがとんでもない奴で、味方のバックパスにのっかって転んでしまったり、相手のなんでもない真正面のシュートをポロポロこぼしたりして、場内の失笑を買っていました。時々良い反応はするんですけどね。

得点したらこの紙ふぶき!
それでもカウンターから遼寧隊が得点!2-0になりました。観客席からは紙ふぶきが飛びます。ま、紙ふぶきっていうよりはシュレッダーのゴミって感じでしたが、みんな嬉しそうなので、ま、いいのでしょう。

社員動員?その1 社員動員?その2
ではここで客席(球迷)レポを。写真左はバックスタンド向かって左側に陣取る証券会社か何かの動員です。みんなでお揃いのTシャツを着てます。時々結構長めのフラッグを出したりしてます。写真右はバックスタンド中央で応援する運輸会社の人々です。太鼓をたたいたり、旗を振ったりしています。

ウルトラ? 特等席は屋上からタダ見
写真左のゴール裏に近くにいた集団が一番ウルトラっぽかった(一人裸族がいた)んですが、中国風の音楽を演奏したり、座って観戦していたりと結構のんびりした雰囲気でした。スタジアム横の建物の屋上からタダ見をしている人もいました。

試合終了 勝ってよかった
ロスタイムに失点してしまい、2-1になってしまいましたが、かろうじて遼寧隊が勝ちました。ポカミスを繰り返していたキーパーも観客の声援に応えています。勝って良かったですね。

囲まれる選手バス 意気揚々
会場を出ると、既に選手バスは囲まれていました。警備は非常にゆるいです。遼寧隊の球迷は嬉しそうに帰っていきました。

遼寧隊は今年のホームスタジアムは錦州ですが、去年は撫順だったり、色々と苦労の絶えないチームのようです。でも我らが大連を除いては唯一の遼寧省を本拠地とするチーム(瀋陽金徳は長砂に引っ越して行きました)なので、消滅したりしないように頑張って欲しいものです。

ちなみに、大連実徳は今年の昇格組の浙江省のチームに逆転負けしてしまいした。

投稿者 しん : 2007年06月20日 15:15 | [ カテゴリ : サッカー , 中国 ]

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