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2007年09月22日

またまた北朝鮮を見に行って!?きたよ

いつのまにか毎年恒例となってしまった、年に1度の丹東(北朝鮮の見える街)訪問。
今年は行くことないだろうと思っていたら、会社の人がちょうど大連に来ていて、
「大連に来る機会は今後もあるけど、北朝鮮を見られる機会はないかも!」
ということで、丹東へ行ってきました。

バスで行きます
大連から丹東までは高速バスで3時間半です。始発の6時20分・大連駅前発のバスに乗りました。ただ、このバスは大連発も丹東発も午後2時には最終バスが出てしまうので、日帰りはちょっと厳しいかもしれません。

サービスエリア
途中のサービスエリアもきれいで快適です。大連⇔丹東間の高速は開通間もないので、施設が新しいのです。

やってきました いつもの丹東
10時過ぎに丹東に到着しました。まずは鴨緑江にかかる橋にむかいます。
会社の人に一通りの説明をしながら、断橋などを観光します。
今日はお天気もよく、河の向こうもくっきり見えます。

ボートで大接近 断橋を一回り
そしてお決まりのモーターボートにも乗ります。
北朝鮮に大接近です。

今日は日曜日 飛ばしすぎです
今日は天気のいい日曜日だからか、北朝鮮側に人がたくさんいました。
みんな岸壁や船の上から釣り糸を垂らしています。今晩のおかずでしょうか?
しかし、今日のボートの運転手はかなりの飛ばし屋でした。

一通りお土産(切手、バッジ等)を買い込んで、ちょうどお昼の時間になりました。

冷麺です
冷麺をサクっと食べて午後の観光に出かけます。

ここからが、いつもの丹東と変わってしまいました。
それは、レストランの前で拾ったタクシーの運ちゃんとの偶然の出会いから始まります。
かえる君は「虎山長城へ」と運ちゃんに伝えたのですが、「あんな所は面白くない。もっといいところがあるよ」と言ってきたのです。「いや、長城は長城で面白いし、会社の人は初めてだから、長城は行かないと、それに大連に帰れなくなるし」と言ったのですが「大連には乗合タクシーで帰ればいい。俺が、帰りは一人120元で手配してやる」と切り返してきます。それならば、と思って運命に任せることにしました。

まずは当初の目的地、「虎山長城」を通り過ぎます。10分くらい走ると、虎山長城の裏手の小川の上流に出ます。

右手の橋は北朝鮮 真中に兵士が二人
写真右手のコンクリの出っ張りは北朝鮮側です。運ちゃんは「俺が呼べば、北朝鮮の人がやってきて、握手できるぜ」って言っていたのですが、兵士(写真右)がいたからでしょうか、だれも出てきませんでした。

そこから車で20分ほど行くと、何やら川べりの工事現場のようなところに連れてこられました。地名を聞くと「界碑」と言っています。「境界線の石碑」と言ったところでしょうか。

フェンスの向こう側にいます
川岸になにやらフェンスのようなものがあり、作りかけの記念碑らしきものもあります。フェンスが切れている部分を超えて川を見ていると、「フェンスのこっち側は北朝鮮だよ」と運ちゃんに言われました。もともとは、中国側にせり出した北朝鮮のようで、もともとは中朝友好の記念碑か何かがあったようです。まあ、こちら側に来たからなにってこともない土地なので、没問題、No problemということにしておきます。

向こう側は中国?
フェンスの向こうは中国だよ、かえる君。

ま、「界碑」は特にこれ以上の発展はなかったので、車に乗り込んで「河口」というところまでドライブしました。右手に北朝鮮を見ながらのドライブは、天気も良く、景色も良かったので、なかなか快適でした。日本統治時代に作られた水豊ダムなども見ることができます。

もう一つの断橋
少し行くと、もう一つ「断橋」がありました。これも朝鮮戦争の時に、米軍の爆撃で損壊したとのことです。ダムの上流になるので、きっと標的になったのでしょう。

これ以上行くと、大連に帰るのが遅くなりそうだったので、運ちゃんに言って、「虎山長城」に戻るように伝えました。

虎山長城到着
「虎山長城」に到着しました。
しかし、何でこんな辺境の満州エリアに万里の長城があるんでしょうか?
もしかしてパチ?

登りは疲れます 景色はいいです
いつものように、昇って降りて、山道を歩いて「一歩跨」まで向かいました。かなりの急こう配で、途中に「心臓の悪い人は遠慮して下さい」と看板が立っていました。

今日は撮影OK?
今日の「一歩跨」は写真取り放題でした。日によって状況は違うんですね。

国境がこれって・・・
「一歩跨」の後ろに回るとこんな感じです。
どう考えても、飛び石と人が出てきそうな茂み・・・
ま、何も言うことはありません。

その後、大連には乗合タクシー(ふつうのワンボックス)で帰りました。
5時半頃丹東駅を出発したのですが、各地で人を拾ったり、貨物を預かったりして、なかなか出発しませんでした。結局大連に帰ってきたのは夜の10時前、やっぱり日帰りはきついですね。

投稿者 しん : 2007年09月22日 23:23 | [ カテゴリ : 中国 ]

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