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2008年10月04日

三峡下りに行ってきたよ・前編

国慶節の連休を利用して、三峡下りに行ってきました。
三峡ダムの建設により、長江の水位が上昇しておりすでに昔の景観とは異なってしまったとのことですが、来年の本格完成後にはほとんどの名所が水没すると言われています。

まずは、出発地となる重慶で前泊。
重慶は実は2回目ですが前回は全然観光もせずに明星を追いかけていたので、今回はちょっと市内観光をしました。
最初に訪れたのは、重慶市内で最も標高が高いという鵞嶺公園。
鵞嶺公園

展望台に登って、重慶市内を一望しました。
展望台にはエレベータなかった


長江とその支流の嘉陵江の合流も見れたはずなんだけど、結局どれがどれだかよく分からなかった(汗)
多分どっちも 支流の方の嘉陵江

続いて、動物園へ。
ウチの子パンダがこれ以上もたなかったので、レッサーパンダとジャイアントパンダだけ見ました。
入り口近くにパンダがいてよかったです。
それに午後だったのに、パンダが起きて活動してたのがラッキーでした(普通パンダは午前中活動して、午後はだいたい寝ています)
まずはレッサーパンダ パンダ一族(笑)
笹食べてます こっちでも食べてます

動物園からは、最近できたというモノレールで移動。
乗り物好きな子パンダは、移動疲れ気味の様子ながらも興奮していました。
おっと後姿が…汗 モノレール到着

モノレールを降りたところにあった重慶市人民大礼堂。
これまた最近作った大会議場で、今や重慶市のシンボル的建物だそうです。
由緒ありそうに見える、最近の建物。

と、ここまで初日は旅行会社が適当に手配してくれた市内観光だったので、あまり自分では行かなさそうなスポットばかりでした。

翌朝、やっと本題の三峡下りです。
通常三峡下りの出発は朝天門という、長江と嘉陵江の合流点からですが、埠頭が第9まであり、その第9埠頭からだったので結構離れてました。
今回乗る船はその名も『三国号』。埠頭で船の全体像が見えませんが。
さーて、乗りこむぞ〜 なんと第9埠頭。

家に帰って写真をチェックしたら、船の内装とか全然撮ってなかったんですが、まあこんな感じ。
三国志風な感じをイメージしてるっぽいんだけど、結構ボロい四星客船です。
甲板では、出発を前にもう太極拳講座が開かれていました。
これじゃ全然雰囲気わかんないし。 太極拳に挑戦してみる欧米人団体

出発後しばらくして、やっと朝天門を通過。
ほんとはここが出発点。

ホテルで朝食を食べてきたのに、7時に乗船してすぐ朝食のサービスがあったので、この後2度目の朝食を食べに行きました。
子連れで大部屋での食事は、毎度のことながら慌しくて写真なんぞ撮ってる余裕は全くありませんが、食事は全般的にまあまあ食べられるレベルでした。

ご飯を食べたら基本的にすることもないので、看板をブラブラ。
こちらは、船用のガソリンスタンド(?)
中国石油の営業船

おぉっと、左手になんか顔みたいな建造物がッ!
顔!?

なんだありゃ?とか言ってるうちに、奉都に到着。
ここで一旦船を下りて、鬼城を観光します。
鬼城は、閻魔大王がいるということになっている場所だそうです。
奉都の埠頭 鬼城の入り口

あっ、さっきあった顔だ!「天堂仙境 建設中」って、え?
てかこの看板、長年風雨にさらされてる風だけど、いつ作ったの

上まで700段超の石段がありますが、以前は1000段以上あったのが一部水没して、これでも短くなったらしい。
しかし、さらにロープウェイを使うと残り200段くらいのところまでショートカットできます。

今日は、地獄の門は閉まってました。
こちらの地獄は本日休業中

こちらは、死んだら通るという黄泉路。
意外と普通な黄泉の国の入り口

途中他にもいろいろ石碑とかあって、現地ガイドが説明してくれてたけどちょっと省略(汗)

やっと頂上の天子殿に到着。
天子殿

ここに、その閻魔様が祭られています。
天子殿の一番奥真ん中に閻魔様がいました

その他にも、いろんな銅像とか地獄絵図とか地獄の再現シーンとかがあって、なかなか興味深かったです。
畜生地獄に見入るかえる君 ちまちましてるけど、すんごいたくさんある再現シーン

この役人が手にしている巻物は、死んだら地獄に行く人の名前が書いてあります。
申年生まれの孫さんの名前はないんだって。
地獄の門番?

また来た道を引き返して船に戻って、夕食を食べて初日は終了。
かと思いきや、食事の前に船長の歓迎の挨拶があったり、食事後も歓迎の晩会があったりで、なかなか盛りだくさんでした。
子パンダが早々と寝た後で、かえる君がこっそりその晩会に行ってみると、さっきまでレストランで給仕をしていた服務員がきわどい格好で踊っていたのでした。
右側が船長さん。四川訛りがひどかった さっきまでの清楚な服務員が…

後編に続く

投稿者 あっこ : 2008年10月04日 23:58 | [ カテゴリ : 中国 ]

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