PANSPO: ACL北京国安戦を見てきたよ

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2010年05月04日

ACL北京国安戦を見てきたよ

年に一度のお楽しみ、川崎フロンターレの中国遠征です。

中国在住の川崎サポとしては、終盤の順位に一喜一憂しながら出場決定を心待ちにし、
組み合わせ抽選の時から遠征（？）計画をあれこれ考えるのを楽しみにしています。

試合の結果はご存知の通り、完全な力負けで、決勝トーナメントに進むことはできませんでしたが、
一つ経験を積んだと思って、国内の試合に集中して行ってもらいたいと思います。

では、現地レポをどうぞ。

クラブから事前に通知が出ていたので、送迎バスの発着場所になっていたホテルに宿泊することにしました。
かえる君のパパも同じホテルに宿泊していたので、とても便利でした。

集合時間にホテルのロビーに行くと、サポーターが続々と集まってきているところでした。
やはりペットボトル禁止と言うことで、近所のセブンイレブンに紙コップを買いに行ったのですが、売っていませんでした。
ちょうど、蓋つきのおでんのコップがあったので、「これを頂戴」と言ったのですが、あっさり断られました。
仕方がないので、一番安いおでんを3個買うという条件で3個コップをもらいました。
出発前にしらたきを3つも食べたので、胸が苦しくなってしまいました。

バスは4時半にホテルを出発し、一路工人体育場を目指します。
といっても20分もかからずに、到着してしまいました。
道端では、北京国安のマフラーなどを売っている人も見かけました。
パチモングッズの売人

そういえば、今回チケットは一人一枚ということで、寅子（3か月未満）の分も購入しました。
（よく考えればいらなかったかもしれませんが、ま、保険ということで納得しました）
チケット4枚

厳戒な警備の中、バスはスタジアムに到着しました。
もちろん先導は公安のパトカーです。
パトカーに先導されて会場入り

川崎サポとスタッフ以外で周りにいるのは公安、武装警官、警備員のみです。
荷物チェックを待つ川崎サポ武装警官の行進

入場前の荷物チェックで、なんとバナナとプチトマトを没収されてしまいました。
ろくな場内販売も無かったので、非常に悔しかったです。

とりあえずスタジアム内には無事入れました
入場したのが5時前で、試合開始まで2時間半もあります。
しかも、特にやることも行く場所もないので、時間つぶしにひと苦労です。
その間、横断幕の掲示について応援団・クラブと当局はかなり激しくやり合っていたみたいです。
（どうせ当局側の理解不能な理不尽な言い分何でしょうけど）
子パンダはかえるパパ（つまりおじいちゃん）に遊んでもらったり、食べ物を食べたりで時間を潰していました。
寅子は始めはぐずっていたのですが、結局6時過ぎには寝てしまい、ホテルに帰るまで起きませんでした。

入場があまりに早すぎたので、国安のサポーターもまだあまり集まっていません。
それでも、「川崎ちくしょう」とか「川崎バカ」とか書かれたメッセージをこちらに出してきたり、色々と挑発してきます。
そのうちいくつかは試合開始前には無くなっていたので、きっとボッシュートだったのでしょう。
中国側はこんなボードも許されている

試合開始前には、国安側に割り当てられた席はほぼ埋まっていました。
試合中の発表で4万人を超えていたので、ほとんどのチケットは売れていたのでしょう。
印象的だったのは、国安のユニを着たサポーターが非常に多かったことです。
このあたりは大連実徳とは大きく違うな～とちょっと羨ましく感じました。

試合中はもちろん、事あるごとに、ブーイング、中国語での罵詈雑言の嵐です。
外国人に対して中国語で悪口を言っても仕方がないんじゃないかといつも思うんですが・・・
そう思うと、メッセージボードなんかは用意周到ですね。

試合後は、思ったよりもスムーズに会場を出ることができました。
何より、スタジアムからホテルが近かったのが何よりでした。
ま、あれだけ警備で囲まれていれば、特に何もできなかったというのが現実ですね。
そういえば、日本人の観戦について指定が多すぎたからか、毎年会うあのガンバサポとは今年は会えませんでした。

毎度大変な中国アウェーですが、来年も何とかACL出場権を取って中国に来てほしいものです。
大連は今年もヘボヘボなんで、ACLには出れなさそうですが・・・

北京のお楽しみ

北京と言えば、北京ダックです。
今回は「大董」の北京ダックです。
お安い値段ではありませんが、ダック以外も相当おいしいです。
北京ダックの切り分け実演お皿に盛るとこんな感じ。