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2007年04月15日
ACL韓国遠征まとめ
試合は4月11日水曜日だけど、どうせ火曜日から休まなきゃ行けないので、ついでに月曜日も休んで土曜日から韓国入り。
今回の行程は、こんな感じでございます。
4月 7日(土) 大連→ソウル。カルビ食べて寝るだけ。
4月 8日(日) 鉄道博物館&Kリーグ観戦
4月 9日(月) ソウル→木浦(モッポ)。木浦で念願の生タコを食らう!!
4月10日(火) 木浦→麗水(ヨス)。麗水でジャンオを食らう!!
4月11日(水) 麗水→光陽(クヮンヤン)。本題のACL。そのまま夜行でソウルへ。
4月12日(木) 気力体力が残ってたらソウル観光(結局、風呂入ってダラダラしただけ)、帰国。
見ての通り「食の旅」です(笑)
カルビやらプルコギやら石焼ビビンバは、ソウルでもおいしいものが食べられるけど、地方に行かないと食べられないものってあるんですよね。
予想外でラッキーだったのが、人民元の両替が普通にできたこと!!
レートも、成田のアホみたいに悪いレートってわけでもない(10,000ウォン=約89.3元=約1,280円)
というわけで、今回の遠征ではまったく日本円に手をつける必要がありませんでした。
駅や空港には、当たり前のように中国語が書かれてるし、ちょっとびっくりです。
今回の遠征で大活躍したのが、こちらKR Pass。
国外居住者が事前に購入しておくと、指定の期間中、KORAILの全線が乗り放題になる切符です。
今回は2人用Saverの3日間券をゲット。2人で136,600ウォン。
事前にネットでオンライン購入できて、仁川空港で引き換えできるので、超便利。
ついでに、試合後最終日の光陽→龍山もゲット。
到着が4日目になっちゃうけど、乗車時点が指定の3日以内なので、その電車の終点までは別料金がかかりません。
発券システムがオンラインで繋がってるので、全国どこでも切符が買えます。中国の国鉄にも見習って欲しいよー。
以下、食べたもの羅列。
ソウル
さすが首都だけあって、なんでも揃ってます。
一応基本は一通りおさえときます。
釜山カルビ(地下鉄5号線・乙支路4街駅)
4年前に行ったきりだけど、迷わずたどり着けました。
いい肉を使ってるので、味付けなしのセンカルビももちろんおいしいけど、やっぱりオススメはヤンニョムカルビ。
ちょっと甘めのタレが肉のうまみを引き出して、サイコー。
しかも、カルビにはなぜかサービスで大エビが1人1本つく。
カルビももちろんおいしいけど、〆のカルビ湯がこれまた絶品!
カルビ湯と冷麺とのハーフセットでかなりお腹いっぱいになりました。
前はなかったビビンバがメニューに増えてて、気になったけど、さすがにそんなに食べれないので断念。次回は!
しかし、値上がりしてたな〜。この国の物価上昇のスピードにビックリですよ。
安宿の値段は変わらないのに…。
オクトゥルチプ(地下鉄4号線・吉音駅)
韓国焼肉の代表と言えば、カルビに並んでプルコギ。
ここは市内からちょっと離れてるけど、地下鉄でいけるので没問題です。
たっぷりヤンニョムを吸い込んだ肉を、ユクスというスープを足しながら焼きます。
肉もウマイし、このタレが激ウマ!!このタレだけでご飯3杯いけそうな感じ。
これだけ食べて1人前8,000ウォンとお手ごろ価格でした。
全州中央会館(地下鉄4号線・明洞駅)
もはや説明の必要もないくらい有名な店ですね。地球の歩き方にも載ってるし。
いまや石焼ビビンバだけじゃなくて、カルビやら参鶏湯やらなんでも出す店になってますが、石焼ビビンバの元祖です。
明洞にお店が出来るよりずーっと前に、全州まで行って食べたのと変わらずおいしかったです。
木浦(モッポ)
今回お世話になったのは、こちらのトッチョンシッタンと、シンアンポロロッチです。
木浦といえばナッチ(タコ)。木浦のサンナッチ(生タコ)は、実は数年来の念願でした。
生きたタコをぶつ切りにしただけのものを塩ゴマ油につけて食べるだけのシンプルな料理だからこそ、素材が命。
皿の上でうごめく生タコは、箸でつまもうとしても抵抗する抵抗する。→うごめくタコの動画。
ここで手で食べようなんて思っちゃいけません。吸盤が手に吸い付いて離れなくなります。
ぐいっと強引につまみ、塩ゴマ油にちょいとつけて、口の中へ。
吸盤が舌に吸い付くこの感触がタマリマセン!!
よく噛んで飲み込まないと、食道にへばりつくから、これまた注意が必要です。
新鮮なタコゆえのこの食感、やみつきになりそうです(ってなかなか食べにいけるとこじゃないけど)
実は釜山のチャガルチ市場でも生タコは食べれるんだけどね。
生タコの他、ナッチとナツメを煮込んだヨンポ湯も名物料理。
辛くはなく、柔らかく煮えたタコと小魚系でとったダシの味が絶品!!
それから、期せずしておいしかったのが、ナッチビビンバ。
今まで、石焼じゃないビビンバで心から「おいしい!」と思えるものを食べた記憶がないんですが、これはマジ美味かった。
ふんだんに入ったタコと、トッピングの韓国海苔が、甘辛系のジャンにピッタリ。
海苔が入ってたのは、特ナッチビビンバだったからでしょうか。ペロリと完食してしまいました。
昼食の後、夕飯までにお腹をすかせなきゃってことで、儒達山(ユダルサン)を散歩したんですが、桜がちょうど見ごろで、なかなかいいハイキングになりました。
麗水(ヨス)
麗水といえば、ジャンオ。こちらのチルコンジュシッタンで食べられます。
海にいるウナギ、という説明だけど、味的にはまさにアナゴ。
ジャンオクイという、開いてぶつ切りにしただけのものを炭火で炙って食べます。これまた素材が命な料理です。
白焼きと蒲焼きがあります。1人前ではやってくれないけど、白焼きと蒲焼きを1人前づつならOK。
皿に盛られたジャンオは、まだピクピク動いてます。
まずは白焼きから。むむっウマイ!!
味はどちらかというと淡白な感じですが、新鮮なので甘みがあって、とにかく身がふわふわ。
蒲焼きは、いわゆる日本の蒲焼きと違ってコチュジャン味ですが、見た目よりアッサリしてました。
〆はジャンオ湯。ピリ辛のスープに、ジャンオがこれでもかと入ってます。ダシがたっぷり出ててこれまたマイウーでした。
タコといえば木浦なんだけど、ナッチポックム(タコの炒め物)の専門店が麗水にあるというので、早速Go!
しかし、実はここに行く前に、かえる君がどっかで地球の歩き方を失くしてしまい、地図なしガイドブックなし状態に。
ピーンチ!
と思ったら、親切な警察官が近くの店でPC借りてインターネットで検索して、いろんな人に聞きまくって案内してくれました。
優しいお兄さんにマジで感謝。なんとかたどり着けたミョンシンナッチ。
ナッチポックムとサンナッチしかメニューがないので、迷わずナッチポックム2人前を注文。
その場で炒めたものを、ご飯に混ぜて食べます。
このタコが、フライパンの上に乗ってて辛いタレがかかってるにもかかわらず、まだうごめく!
タコの生命力(?)に感動。
お味の方は、これまた絶妙な火の通り具合といい、味付けといい、大満足でした。
タコと野菜を切ってコチュジャンで炒めただけに見えるんだけど、家で作ったらやっぱこうはいかないんだろうな〜
麗水は、単純に木浦と光陽の間にある美味いもんが食えそうな町ってことで行ったんですが、リアス式海岸の入り組んだ海岸線が風光明媚なところでした。
2012年の海洋万博に向けてなかなか盛り上がってました。
麗水には、豊臣秀吉の朝鮮出兵時に豊臣軍を撃退した亀甲船の実物大模型があります。
日本人が見に行くのもどうかと思いましたが、一応見に行きました。
隣の遊覧船乗り場は、観光客でごった返してましたが、亀甲船には係りのお兄さんがいただけでした。
今回の遠征は、最後に飛行機が遅れた以外は、もちろん試合も勝ったし、食べたもの全部美味しくて大満足な旅でした。
帰って体重計に乗ったら、思ったより増えてなかったのは、結構歩いたからかな?
オマケ。
飛行機の遅延のせいで、1回韓国での食事が増えてしまった。
空港内のレストランで食べたヘムルスンドゥップチゲ(海鮮純豆腐鍋)
投稿者 あっこ : 2007年04月15日 18:15 | [ カテゴリ : 日記 ]
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