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2007年04月23日

周杰倫和他的朋友們 超級巨星演唱会@重慶

周杰倫和他的朋友們 超級巨星演唱会

4月21日(土)に重慶で行われた周杰倫のコンサートに行ってきました!!
大連から重慶は、飛行機で3時間くらいかかり、はっきり言って成田より遠いんですが(汗)
しかし昨年の瀋陽での演唱会以来、いつのまにかすっかりJAY迷になってしまったパンダちゃんです。

ところでこのコンサートは、名前のとおり周杰倫とそのお友達(笑)が出演するというものです。
周杰倫以外の出演者に関しては、去年のコンサートでも見た潘瑋柏以外は、名前くらいしか聞いたことがない(汗)
事前情報で、各出演者が1組最低4曲以上は歌う、ということでした。
「えー。5組もいて各4曲以上、しかも開演20時ってどうなのよ?」
と、思いましたが、まあでも『周杰倫とそのお友達』っていうくらいだから周杰倫がメインだろうし、ということで行くことにしました。

瀋陽のと同様、中国移動の主催で、重慶およびその周辺の動感地帯の契約者に優先的にチケットが配られたようです。
もちろん、普通にも買えますが、しかし、このチケット入手が大変でした。
日本のように、コンビニの端末で全国どこのチケットでも買えるというわけではないのです。
会社の同僚に電話してもらったり、銀行振込んだりして、なんとか入手したチケットがこちら。
一番高い席にしたんですが、スタジアムでやるのにアリーナ席なしで、スタンドのみでした。
チケット代(380元)より、往復の航空券の方がはるかに高かった…
手に入れるまでが大変だったチケット

何はともあれ、ウッキウキのドッキドキで飛行機に乗り込みます。
相変わらずまずい機内食も、なんのその。
パンダちゃんは鶏肉飯、かえる君は牛肉麺をチョイス

そして重慶空港に到着。

おおおぉぉっ なんだこの集団は!!

周杰倫の到着を待つ重慶歌迷会のみなさん

なんと、周杰倫の到着を空港で出迎えるファン!
もしや、もうじき到着するのか?
だったら、もちろん我々も待たねば!
到着口の内側にいるので、外にいるファンよりはナイスポジションだ!!

アナウンスで、上海からの便が到着が遅れている、とのこと。
横で同じようにに待ってたファンが「これに乗ってくるんだよ」と言うので、それならってことでしばらく待つことに。
待っている間、空港に置かれていたフリーペーパーをパラパラと見てみたら、周杰倫の今回の重慶での行動予定がバッチリ書かれていました。
周杰倫が泊まるのは、Carlton Hotel(南方君臨大酒店)。

周杰倫の行動予定を暴露する雑誌

今日私たちが泊まるのも同じホテルだよ!
会場から歩いて帰れるっていう理由でそこに決めたんだけど。

うひょーーーーー!!

いきなり大コーフン。
しかし、事前に宿泊先とか夜の打ち上げとか、おおっぴらにしちゃっていいのか!?

結局、その遅れていたという上海便が到着しても、周杰倫は乗っていなかったようです。
外にいるファンは、待ちくたびれた様子もなく、周杰倫の曲をメドレーで大合唱し始めました。
私たちも夜のコンサートに出演するためにはもうそろそろ到着するはずだ、と思い、さらに待つこと

…約2時間半(汗)

共演の潘瑋柏が到着したけど、VIP用通路を通ってそのまま出て行くからここは通らない、と空港の警備に言われました。
周杰倫も、到着してもここは通らない、とのこと。
さすがに私たちも待ち疲れたし、専用車で移動するスターと違って公共交通機関での移動なわけで、肝心のコンサートに遅れないよう、空港を後にしました。
「もしやいきなりJAYに大接近!?」と盛り上がったテンションも急降下。
外で待ってたファンも、さすがにこの時間になるとかなり減って、盛り下がってました。
(翌日の新聞で見ましたが、熱心なファンは朝の10時から空港で6時間以上待った挙句、やはり一瞬も見れなかったらしい)

ホテル到着。その周杰倫ご宿泊のCarltonです。さすがにまだ本人は到着してませんでした。
南方君臨大酒店

ロビーや正面出口、側用門にまでファンと、明らかに普段よりで多い警備で溢れかえってます(笑)
ここで待っても得られるものはないだろう、ってことでチェックインして荷物を置いて、そのまま会場のオリンピックスタジアムへ。

重慶オリンピックスタジアム

スタジアムの周辺には光るスティックライトなどの応援グッズを売る人や、小吃の屋台などが出ています。
グッズに関しては、ポスターサイズの自家製パネル売りがいるくらいで、めぼしいパチモン屋もいません。
小吃でちょっと腹ごしえらえして、スティックライトだけ買って場内へ。

入ってみると、座席番号から想像できたことですが、メインスタンドじゃなくてバックスタンドでした。
一応ステージは全方向から見えるような作りになっています。
そして、パンダちゃんの席は、スタンド中央部の前から2列めでした!!!
瀋陽のときと違って、一応高い席だからか、警備が座席番号まで確認していたので、ちゃんと指定席でした。

それにしても、この目の前の作りかけみたいなボロイ台は何…?
ステージっていうより、作業用の足場みたいな感じ。
メインのステージも遠い感じだし、このままコンサートやるの?と思ったら、ちょっとしょぼーん。
目の前の足場はなんだ〜

さて、ほぼ定刻どおり20時に、一旦暗転したあと、中央のステージが明るくなり、今日の司会登場。
ずっと、メインスタンド方面に向かって話し続ける司会。話長いよ〜
やっとこっち向いた

まずは、羅志祥が登場。曲名は分かんないけど、とりあえず4曲歌って去っていきました。
会場も、一人めってことでそれなりに盛り上がってます。
音楽小覇王・羅志祥

続いて、黄立行が登場。この人も、曲名は分かんないけど、やっぱり4曲歌いました。
出演者と出演者の間にいちいち司会が登場するし、みんなが待ってるのはやはりJAYなので、ちょっと中だるみ…
饒舌天王・黄立行

続いて、潘瑋柏。彼も周杰倫と同じく、中国移動の広告に出ています。
それもあってか、2曲歌ったところでまた司会が出てきて、中国移動の宣伝をさんざんして、会場にも何度も中国移動のサービスの名前だかなんかを叫ばしていました。
やっとまた歌に戻って、4曲目にお待ちかねの『不得不愛』!
相方はどうするんだろうと思ったら、女声パートを会場に歌わせるという粋な演出で、会場も思う存分大合唱でした。
写真ボケボケ。いちいち着替えてくる司会。

やっと4組めの南拳媽媽。周杰倫と同じ事務所だっけ。
杰倫家族・南拳媽媽

南拳媽媽がステージで歌ってる間にも、スタジアムの隅に停まっていた車がちょっと動いただけで、ステージそっちのけで異常に盛り上がる会場(笑)
南拳媽媽も予定通り4曲で終わって、ついに周杰倫の出番です!!

車が動き出した!
乗っているのは、もちろんJAY!!
そのまま会場を一周します!!!
会場の盛り上がりも最高潮!!!!

うわーん、写真全然ダメだ

しかしパンダちゃんの席は、目の前にちょうど車を隠す高さの例の足場が組まれていて、せっかく目の前を通ったというのに、頭がちょっと見えただけだったヽ(><)ノウワーン

車を降りてステージにあがる周杰倫。そのままJAYはピアノの前へ。
1曲めは、『千里之外』キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

千里之外の弾き語り

会場中が大合唱。パンダちゃんももちろん熱唱。

『千里之外』が終わった途端、ピアノはすぐ片付けられてしまいました。
このグランドピアノは、『千里之外』ただ1曲のために用意されたものだったのでした。

続いて、映画『満城尽帯黄金甲』の主題歌『菊花台』。
一応今日のハデな金ぴかのジャケット(?)は、黄金甲をイメージしていたらしい。
それはともかく、これまた会場中が大合唱!!
こっち向いて〜! こっち向いただけでスタンドも異常に盛り上がる

2曲終わったところでまた司会が登場して、中国移動の宣伝です。
まあ中国移動がお金出してるコンサートなんで仕方ないんだけど、さすがにこう何度もやると、辟易。
ここでまた中国移動の宣伝

今日は全部中国風の曲でいきます、みたいな話があって、続く3曲めは『髪如雪』

『髪如雪』

もちろん会場中が大合唱でしたが、『髪如雪』は短く端折ったバージョンでした。
続いて『霍元甲』。
金ぴかの上着を脱いだら、なんか普通のTシャツにジーパンだった。

動きが激しすぎてマトモに写真に写らない

周杰倫は、例の扇子を持って踊りながら歌いました。
テンポの速い曲なので、全編大合唱とはいきませんでしたが、
『♪霍霍 霍霍霍 霍霍霍〜』
のところでは、マジで会場中が叫んでました!!

歌い終わったところで、そのままステージ中央に置かれた太鼓へ移動、太鼓のパフォーマンス。
この辺りは、基本的にNHKのPOP JAMでやってたのとだいたい同じと思われます。
残念ながら、太鼓はずっと向こうむいたままだった

さーて、いよいよ盛り上がってきましたー!と思ったら、ここであっさり「じゃ」みたいな感じでステージを降りるJAY!

え゛ーーーーーー

再び司会が出てきて、
「これで今日の演唱会のプログラムは全部終了です、さようなら〜」
みたいなことを言って、司会も帰ってしまいました。

まさかこのまま終わりはないでしょーって思って、場内もすぐには明るくならなかったのでしばらく待ちました。
会場のあちこちからもスティックライトやらペットボトルが投げ込まれましたが、まもなく場内が明るくなってしまい、本当にこれで終わりだったのでした。

マジで終わり!?

ありえん。

主役の周杰倫も含めて全員4曲づつ、きっかり2時間で全て終了でした。
場内の観客も徐々に帰り始めたので、パンダちゃんたちも不完全燃焼のまま会場を後にしました。

歩いてホテルに帰ると、やけに同じ方向に向かうファン多数。
もしや?と思っていると、案の定、正面玄関の前はすでに黒山の人だかりで周杰倫が出てくるのを待っていました
(このときには、本人は多分もうホテル内に入っていたと思われる)

ホテル前でねばるファン

私たちは、宿泊カードを見せてとりあえずホテル内に入ったけど、宿泊客以外は当然中には入れてもらえません。
警備の警官と微妙にもめつつ歌迷会のダンマクを出して粘るファン。
中には、どっかから「通行証」をゲットしてきて突破するファンまでいます(しかも1枚の通行証で4人くらい通ってたんだけど…)
しかし空港でもまんまと振った周杰倫が出てくるはずもなく、パンダちゃんとかえる君も一応0時ごろまで様子を見てたけど、素直に部屋に戻りました。
部屋に戻った後も、熱心なファンがかなり遅くまで粘っていたようで、ずっと窓の外から「じぇーるん!」コールや歌などが聞こえてました。

翌日は案の定寝坊しましたが、重慶で観光という観光もないので、三峡下りの出発地点まで行ってみました。
今度ちゃんと時間があるときに、三峡下りに行ってみたいです。
ここから出発です 豪華客船で3日間くらいかけて下ります

昼は、重慶らしく激辛の重慶火鍋のお店へ。
周りの赤というかどす黒いようなスープが激辛。ちゃんと、辛くない白いスープとセットのやつにしました。
この店は、スープと飲み物は別に頼んで、鍋の具は1人48元で食べ放題というシステムでした。
明朗会計なこともさることながら、いろいろな具材をちょっとづつ食べられたのがよかったです。
どれも(辛いスープに入れたら辛いけど)、とても美味しかったです。
小天鵞 辛いよー

早めに空港に着いたので、新聞なんぞを読みながらお茶してたんですが、新聞にも昨日の”四大がっかり”として
・音響がよく聞こえないエリアがあった
・ステージがあまりに小さすぎて観客から遠い
・出演時間が短すぎ
・斜めの柱がある角度にあったスクリーンで映ってないとこがあった
と書いてありました。音響が聞こえないって…(゚д ゚ )ポカーン
ま、一番高い席でも結局会場が大合唱しすぎで、ほとんどJAY本人の声は聞こえなかったんだけどね。
また、他の新聞にも「中国移動の宣伝が多すぎて、あまりに商業的だった」とも。
新聞

やっぱり、中国移動のコンサートじゃなくって、ちゃんと個人でやる『無与倫比』みたいなワールドツアーを見に行きたいなー

投稿者 あっこ : 2007年04月23日 23:20 | [ カテゴリ : 演唱会 , 中国 ]

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